オイルプリングとは

オイルプリングとは

ミランダ・カー、道端ジェシカ、石原さとみもやっているココナッツオイルプリング。
密かなブームとなっているココナッツオイルプリングについてどんな効果があるのか、やり方をご紹介いたします!

ココナッツオイルプリングの効果とは?

プリングとは英語でpulling、引っ張るという意味です。
つまりココナッツオイルで、歯についた菌や細菌、汚れなどを引っ張る(除去する)ということです。
やり方は、毎日1回、少量のココナッツオイルを口に含み、10~15分ほどクチュクチュと動かすだけ。
とっても簡単です。

口の中は、最も雑菌や有害物質がたまりやすいので、清潔にする必要がありますし、そもそも菌などは、口の中から体内に侵入することがほとんど。
インド発祥のアーユルヴェーダでは口内から体の毒素を排出する一種のデトックス効果があると言われていましたが、医学的にはココナッツオイルプリングは、口臭、歯周病、虫歯の予防、また、ホワイトニングの効果も期待でき、体にとっては免疫機能アップ風邪などの病気を予防することができるんです。
たったこれだけで、体全体が健康になっちゃうんです!

オイルプリングのやり方は?

まずは、エキストラヴァージンココナッツオイルを用意してください。
オイルプリングをやるのは、毎日、就寝前がオススメです。
日中溜まった汚れを取り、睡眠中に雑菌の繁殖を抑えてくれます。

①大さじ1杯のココナッツオイルを口にふくみます。
②10~15分ほど、水でうがいするのと同じように、クチュクチュと動かしてください。
③オイルが水っぽくなってきたらオイルを吐き出し、水で軽くすすいでください。

これだけなので、お風呂に入りながらでもテレビを見ながらでも簡単にできちゃいますね。

8020(ハチマルニイマル)運動とは?

8020運動とは、平成元年より厚生省と日本歯科医師会が推進している、満80歳以上で20本以上の歯を残そうという運動のことです。
20本以上あれば、不自由なく食事を送れると言われていますが、20本以上保有する年齢層は69歳まで、70歳以降は20本を下回ってしまいます。
人間には上下合わせて32本の歯があり(親知らずを除くと28本)、歯の平均寿命は60年程度と言われていて、40代に入ると徐々に歯が抜け始めます。
歯が抜ける原因として、一番多いのは歯周病で、次に虫歯による抜歯です。
実際にどの程度達成できているのかと言いますと、2007年に出された報告では、8020運動の達成率は25%となっています。

日本の平均寿命はどうでしょうか。
2016年の日本人の平均寿命は女性が87,14歳、男性が80,98歳と、年々寿命が延びていて、世界的に見ても男女共に2位です。

これから先、どんどん寿命は延びていくと思います。
健康でいるためには、歯周病や虫歯は回避しなくてはなりません。
歯が無くなったら、食事ができなくなり、十分な栄養が得られず不健康になってしまうということは想像できますよね。
それを防ぐためにも、歯周病や虫歯の予防が期待できるココナッツオイルプリング。
洗面所に一つ、オイルプリング用として置いてみてはいかがでしょうか。

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